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2007年8月31日 (金)

その後。

石田散薬、持ち帰ってきた当日は甘栗ともちょっと違う香ばしい匂いが家中に漂っていたのだけど、翌日にはすっかり"草"の匂いに戻る…いや~なんとも秋の気配?

"現物"はいまだ服用のチャンスなし。かわりに?"黒焼き"する前の段階のものを煎じて飲んでみた…ら、お茶のような色にはなるものの、これもめっきり草の味?(笑) 今のところ何事もなくトリップもせず生きているので"毒"ではなさそうな(笑)

さて少し間が空いてしまったけど、 お殿様たちの出世 江戸幕府老中への道 読了。江戸幕府発足当初からの歴代の老中達の出世街道?を分析…と言ってもそれぞれについての特別なゴシップネタのようなものはなく、一貫してパターンの羅列のようなものなので、学術的に興味がないとちょっと退屈かも?(笑) 幕末になったらおもしろくなるかと思っていたけど、幕末フリークとしてはかなりあっさり流されてしまっている感があって物足らず?

でも時代によって老中への出世パターンにも少しずつ変化があり、"絶対"な決まりごとがあったわけではない…ということや、"家格"についての微妙な認識については多少わかったような

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2007年8月26日 (日)

後半戦。

昨日は石田散薬作りの仕上げをしに、新選組仲間?のSさんYさんとまたまた日野郷土資料館へ。1ヶ月前に収穫し、陰干ししておいた牛額草の葉を細かく刻み、焙烙(ほうろく/素焼きの平鍋のようなもの)で少しずつ酒を振りかけながら焙り「黒焼き」に。しばらく乾燥させたあと(本当は一晩くらい乾かすらしい)薬研で粉砕し、ふるいにかけて細かいパウダー状にして出来上がり…約3g(1回分)を小分けにして和紙に包み、手作りの「石田散薬」袋に詰めて完成~!!

↑ここまで休憩を挟んで3人で約5時間くらいの行程?(気張りすぎて、今日は全身筋肉痛…) 散々焙った上、パウダー状の黒粉を扱ったため、そこらじゅうのものがすすまみれ、あとで鼻をかんだらいままでに見たこともないようなヒサンなコトになっていた…(笑←お見せできないのがたいへん残念?)
もし次回参加される方はマスクやシャワーキャップ?持参をオススメします

石田散薬2

肝心の「効能」はと言うと…打身、切傷、腰痛などに効くらしいのだけど、さていざ服用するとなると勇気がいるなあ(笑) とりあえずなんとも言えない香ばしい匂いがするので、しばらくは芳香剤として楽しむと…するか?

いやー、しかしひさびさに友人たちときゃあきゃあ?言いながらの作業で、童心に戻ったようで本気で楽しかった…スタッフのみなさんには貴重な機会をいただいた上なにかときめ細かいフォローをしていただき感謝感謝であります

石田散薬3

さてさて先週はまたまた"ハゲタカ週間"でありました。ほぼ毎週録画を見返しているにもかかわらず、再放送となるとやっぱりリアルタイムで見てしまうなあ(笑)

今回のTVnaviさんエッセイのサブタイ「」はまたまたそれだけ見ると爆笑なのだけど…この"新聞記者"というのは、例のウワサの"映画"のお話なのだろうけど、本当だとすればものすごく楽しみ…というわけで?、NHKの"ドラマ編"のほうをまた全部見返してしまった

あらためて硬派ですばらしいなあ。"日航機墜落"という特異な大事件の前で、"真実"や自身の家族という目前の"現実"と対峙する男達はものすごく格好いい…ヒサンな話の中にもところどころ必死に生きる男達の"可笑し味"も有り?(そういえばドラマ中でも焼屋でいい歳した記者の方々が言い争うシーンがあったな) 「ホルモンで~す」は不意をつかれて爆笑だった…

もうこのドラマ自体が十分映画以上のクオリティを持っていると思うので、これを越えるのは大変だろうけど(汗) しかしいまだに「事故調」の"ヤマナミ先生"というのが気になる… これは原作でも登場するのだろうか
※確認してみたら原作では藤浪だった…でもTVではどう聞いても"ヤマナミ"…???

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2007年8月19日 (日)

写真展。

今日は写真展 FRANCE 172 ATSURO WATABE を見に表参道の「L’ECLAIREUR TOKYO」へ。昨日のトークショーには行けなくてとっても残念だったけど、なんとなくその余韻を楽しみに…? いつもだったら表参道までは原宿からずんずん歩いてしまうのだけど、さすがに今日は命にかかわるような気がして?往復とも地下鉄利用(笑)

お盆休み真っ最中ということもあってかそれほど人も居なくて、落ち着いて見られてよかった…写真集に収められているものからセレクトされた写真が30枚ほど?飾られたなか、正面の壁に舞台 La pluie d'ete a Hiroshima の様子が映し出されていて、見に行けなかった身としてはとってもうれしい…渡部さんの仏語は、日本語よりもかなり低音のような。それに音楽に乗るように、歌うように言葉が連射されるシーンもあり、思っていたよりもかなり膨大なセリフ量…内容については、う~ん映画のように背景や状況から判断できるようなものでもないし、これは仏語ができないとどうにも太刀打ちのしようがありませんな~(笑)

写真はというと、写真集ではよくわからなかったけど、(カラーについては)デジタルのような。いまはこういう写真もデジタルで撮ってしまうのか…ううむ。ちょっとがっくり? まあここまで引き伸ばすことは想定していなかったのかもしれないが~

写真と言えば、 Cutさんインタビュー、写真集一冊からまたまたそんなに突き詰めて考えていたとは(笑) …プロのベテランカメラマンでも、被写体と自分との関係をそこまで哲学的に?深く掘り下げて…いるのかなあやっぱり

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2007年8月13日 (月)

連日。

土曜はひさびさに日野の佐藤彦五郎新選組資料館へ。なかなか行かれなかったのだけど、「龍笛」がまだ展示されていて良かった…(8月いっぱいは見られるらしい?)

その後炎天下、万願寺の土方歳三資料館へ徒歩で移動…途中ほとんど日影というものが無く、あまりに暑くて本気で倒れるかと思った…(汗) 土方資料館では先日実際にご子孫の愛さんと宮古湾を訪れ、実地体験されたときのレポート?を 宮古海戦を追え! という冊子にまとめられた横田淳さんの講演会が(もともとは先日の台風の日に開催予定だったものが順延)

冊子の内容とはあまりかぶらないように、でも史料を交えながらさらに詳しく「宮古湾海戦」に到った経過や関係する各戦艦についての解説を聞かせていただき、ダイナミックな作戦の一端を感じられるような、興味深い1時間半…

そして一夜明け、日曜はふたたび日野宿本陣文書検討会の例会に参加しに、万願寺へ。いつものように「佐藤彦五郎さん日記」を読んだあと、今回は日野のガイドもされているYさんに、日野の昔話を伺うという特別企画が。自筆による子供時代の日野の風景画などを見ながら、当時の周りの方々、地名の由来やら、その他もろもろ口に出せないようなことも?(笑)…そして剣道をされているご自身の視点から、天然理心流ほかの流派の戦い方の解説など、こちらもとっても興味深いお話がいっぱい
(じつは最初に井上源三郎資料館に伺ったときに解説していただいたのが、このYさん…45分かけて、あの蔵の中を1周してくださった思い出が(笑))
ううむとっても熱い?日野の2日間でありました

さて"新章"に入った 風林火山 、勘助が動かないせいか、なんだかとっても地味~な今日この頃…しかし今回は村井克行さんやら、橋本じゅんさんがいきなり出ていてびっくら。橋本じゅんさんはいままでになく?身ぎれいな役どころだったので最初よくわからなかったぞ(笑) そしてラストシーンでようやく緒形拳さんがぎらぎらしてきて、次回以降に期待が持てそう?

書籍関係では先日ちらっと書いた茨城県史料中の「水戸記年」、ぱらぱらしていたらひょんなところで江戸中期に比較的若くして亡くなったという"6代目"の死因が判明してしまった…う~ん人生いろいろ。しかしそれは別にしても、千人強しか藩士がいなかったのに、よくこれだけ毎年"人災"やら"事故"やら"刃傷沙汰"やら"出奔"やら、"色恋沙汰"まで…このころはもう"家名"第一で、みんなおとなしく縮こまっていたのかと思いきや、それぞれかなり奔放に生活されていたようで…?(汗)

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2007年8月10日 (金)

規式帳。

「水戸市史」に参考としてよく名前が登場する史料がいくつか収録されているようなので、注文してみた 茨城県史料 近世政治編I があっという間に届く。な、なんだか値段の割に、想像していたものの1.5倍くらいの大きさ&厚さだぞ(汗) さすが県の事業だけあるなあ…

とりあえず見たかったのは「寛文規式帳」。寛文9年(1669年)に作られた、いわゆる水戸の藩士が役職ごとに記載されている名簿のようなもの。一緒に幕末近くの万延元年(1860年)に作られたという「水戸藩御規式帳」も掲載されていた…水戸に関するこの種の史料は乏しいと聞いていたけど、こうしてしっかり残っているものもあるんだなあ

先祖の名前や無名有名にかかわらず覚えのある人たちのポジションなどをチェック。特に「新事実」はないものの、これがけっこういろいろ想像が広がって楽しい…ううむもっと違う時代のものもあれば…まあ贅沢を言っちゃいけませんね

今回いちばん調べたかったのは"知行地"についてなのだけど、これに載っている「御知行割郷帳」(村高帳)は先祖が水戸に移る直前の寛永21年(1644年)に作成されたものとのことで、ここには記載無し。ううむ残念 (↑水戸藩では公平を期すために、それぞれの知行地を1箇所にまとめず細かく分割して領内各所に散らばせていたらしいので、なんだか江戸時代初期のこの段階でもすでにものすごく複雑なことになっている(汗)?)

巻末には水戸藩の通史?である「水戸記年」(主に江戸初期)も収録。まだざっとしか目を通せていないけど、歴史の表面にはとても登場しないような家臣間のゴタゴタなどがいろいろとりあげられているようで、こちらもかなりおもしろく読めそう(←?) その他「掟書」など読みでのありそうなものばかりなのだけど、さてこれはどこまで理解できることやら…???(汗)

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2007年8月 8日 (水)

あらためて。

土曜はまたまた国会図書館で「水戸市史」などと取っ組む。資料としてはもちろんだけど、純粋に"読み物"としてもかなりおもしろい…そして聞いたこともない"参考資料"の名前が多数登場するのもありがたい
夏休みのせいか比較的に空いていてコピーもスムーズ

佐々木克さんの 戊辰戦争 読了。以前から部分的には拾い読みしていたのだけど、前出「明治天皇」で参考資料として頻出するので改めて通し読み。たしかに「新書」とは思えないくらいのボリュームで、ありとあらゆる方面の戦闘について考察が完結に、でも内容濃くまとめられていてさすがに息永く読まれているだけあるなという感じ。それにたんなる"解説"ではなく、東北出身という筆者の方の(けっして感情的ではない)"想い"も端々に溢れているし
(これだけの限られた紙面で、しっかりと水戸脱走軍についてもフォローされているのもすごい)

他にはひさびさに村上春樹さんの ダンス・ダンス・ダンス を引っ張り出してきて読む。最近のさんのインタビューに時折登場するので、ちょっと読み返してみたくなり…(昨日の「ダ・ヴィンチ」のインタビューでも触れられていたけど)
たぶん発刊当時以来なので、…19年ぶり???(笑) 正直当時はそれほどインパクトを感じずに読んでしまったのだけど(たぶんこの世界観がよくわからなかった?)、今回は主人公の仕事に対する言動などがものすごくリアルに感じて、自分もいろんな垢に染まったんだなとつくづく…(笑)

でも20年近く経っているのに使われている"言葉"がまったく古びていなくて、赤面することなく読めるのがさすがにすごい…そしてバブルの真っ最中の世界に相変わらずの"喪失感""諦観"が妙に心地よいのでありました

風林火山 は先週あたりから"新章突入"という感じだけど、オープニング冒頭のナレーションや登場人物が妙にジジむさくなってきて悲しいなあ(笑) いや大河の宿命?なんだろうけど。そういえば「篤姫」の小松帯刀は瑛太くんだったそうで。個人的にはすご~く楽しみ…しかし…大久保利通が~っっっ(汗)
「獅子の時代」以来、私の中では大久保利通といえば鶴田浩二さんなんだけど…あうう

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2007年8月 4日 (土)

異境。

先日、帰りの電車の中で大声でケータイを何件も何件もかけまくっている男がいて(しかも内容はキャバクラか何かに勤める女の子達の出欠確認らしい)、もうはたき落としてやりたいなどと(内心)思っていたのだけど、電車を降りぎわ、目の前のご老人がいきなり持っていた杖でその男のケータイをガーン!!と小突いて行ったのでもう目が点…(死語?) いやーほんとにやる人がいるとはおどろいた。幸い?その男は何事も無かったように根性で話し続けていて、暴力沙汰にはならなかったけど(汗)

今朝もわんこと散歩していたら、目の前でスピードを落とさず曲がってきたスクーターと車が正面衝突しそうになり、双方の運転手が言い争いを始めたので恐ろしくて逃げて来たところ…つい先日も同じような状況が新聞のコラムで取り上げられていたのを読んだけど、なんでみんなこんなにイライラしてるんでしょうね(汗) まあ暑いしな~。限界点を越えそうになったら、あの風景を思い出して自戒しよう…

金曜、渡部さん写真集 FRANCE 172 ATSURO WATABE 発売。う~ん、なんだか予想の3倍くらい濃い内容だった…あまりマスコミにも取り上げられていなかった活動だけど、こんな上質な本が記念に?出版されるというのはすばらしいなあ。いままで渡部さん自身の文章というものに触れる機会は少なかったと思うのだけど、滞在中の日記が読めるのもファンとしてはうれしい限り

インタビューでは仏舞台出演の"動機"について(冗談めかして)ちょっとかっこつけのように語られているけれど、文化や"常識"がまったく違う場所での"生活"と"仕事"をひとりでまっとうしたパワーには無条件で頭が下がる…

自分なども過去ときどきフランスを彷徨ったこともあるけど、今でも涙がにじんでくるくらい悔しい思い出が多数あるので(いや楽しい部分もあるにはあるのだけどもちろん)…日記冒頭のいろいろな"行き違い"の部分など、もう2、3行読んだだけで涙ぐんでしまうくらい(笑) 試行錯誤、自問自答しながら貫徹された態度はただただ"尊敬"…どう考えても無理ではあったけど、やっぱり舞台は見に行ってみたかったな

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