« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月25日 (火)

酩酊?

先週はじめにまた貧血に見舞われて以来いまいち不調のまま週が過ぎ…なんとな~く「ほぼ日-あの人の本棚」さん編?につられて すべてがFになる ほか、「S&Mシリーズ」を引っ張り出し、気が付いたら5冊も読み返していた…(汗) 以前読んだときにはあまり好きなタイプではないと思っていたのだけど(←感想については2002年8月ころの記事に…)、今回はけっこう楽しめたかも…それにしても、比較的お気に入りだった「今はもうない」以外、見事に"オチ"を忘れ去ってるなあ(汗)

犀川先生の語る薀蓄にも、今になってみるといろいろ心に染みるものもあり…? でも個人的にはやっぱりもうちょっとリアリティのあるミステリーが好みではあるのだけど
昔から熱を出して寝込んだときにはミステリーを引っ張り出してきて読み返すのが好きだったので、今もそういうコンディションに近いということだろうか~(←ちょっと「あの人の本棚」テーマの"酩酊状態"に似ていると言えなくもない???)

ほかにも"おすすめ"されていた、 今、何してる? も読んでみたけど、こちらは予想に反して?恋愛関係のエッセイが主だった…(←どうも昔から「恋愛」について語る女(もちろん男も)は苦手なのだ) さらに後半もいまいち苦手な書評…(本とそれを読む人の関係というのは「恋愛」にも似た超個人的なことだと思っているので、「読む人」個人に特に興味がない限り、どんな名文家が書いたものでも詩より退屈なことが多いような)
↑ううむこんなに文句たれなのはやはり体調が悪いせいだろうか…

日曜は日野宿本陣文書検討会の主催で、ある方所有の十一代兼定を見せていただけるということで日野へ。土方さんの兼定とは違いこちらは元脇差だったらしいのだけど、十分な長さがあり、刃こぼれも数箇所残っていてなかなかな迫力…他にも"兼定"ではないけれど、参考として2尺3寸5分の長刀(実用ではなかったらしい)なども見せていただき、刀についての基礎知識などもいろいろ教えていただく。実物を前にしてのお話はかなりな緊張感もあり…なかなかない貴重な体験でありました

| | コメント (0)

2007年9月17日 (月)

DJANGO。

…というわけで?乗せられたままひさびさに劇場へ出かけて スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ を見る。ううむ スワロウテイル -(マイナス)「ロマンチ&スタイリッシュ」+「エグエグ&マッチョ」…といったところだろうか
いや、けっこう嫌いじゃないんだけどこういうの(笑)
(※以下多少ネタバレ有り↓)

とっても心配だった英語は…意外な人が流暢で、意外な人が意外と下手…??? まあこういうノリのお話で、まっとう(風)な英語をしゃべっていてもなんだかミスマッチな気がするし(笑)、いっそ佐藤浩市さんのように開き直って?完璧なジャパニーズイングリッシュで押し通したほうがすがすがしいかもしれん?

その佐藤浩市さんとさん(長セリフが無くて残念だ~)がもっぱらギャグ担当という感じで…堺さんの立ち位置や出演シーンの配分などは、「壬生~」の沖田のような(←おちゃらけていて恐れを知らず、残酷で、死に様もなんだか似てるし)

予想外のところでは、与一役の安藤政信くんがとってもいい味出していた…塩見三省さんも、上映中はどこに出ていたのかさっぱりわからず、でもあとで判明して爆笑…あまりにもとけ込みすぎ(笑)

しかしそんなお気に入りのキャラが、話が進むにつれてどんどん消えて行ってしまって、ラスト近くになるとそれまでのスピード感も途切れ、なんだか冗長だったかも…?
それにしてもかなりな割合で途中から入ってくる"お爺さん世代"のお客さんが目立ったのだけど…あれは往年のウエスタンファンなのか、それとももしかしてエンディング目当ての"サブちゃんファン"???(笑)

壁男 もはやく見に行きたいけど、いかんせん終わるのが遅すぎるので翌日に響きそうで辛いなあ…(汗)

そしてこの数週、いろいろあってなかなか全編通して見られなかった 風林火山 をやっと見返す…小山田さんが居なくなり、またまた楽しみな彩りがひとつ消えてしまって寂しい(涙) 名残りに?ステラの小山田さん特集号も購入してしまったりして…でも愛し愛されてしまったが故の横死ということで、まだ救いがあってよかったよかった?

| | コメント (0)

2007年9月13日 (木)

SUKIYAKI。

今日(昨日?)から スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ のメイキングDVD付き前売り券引き換え…あまり期待しないで?予約しておいたら、これがけっこうさんの露出が多くて大満足。佐藤浩市さんシーンにもなにげにほとんど映りこんでいるし(笑) し、しかし疾走シーンはまだしも…あの馬にまたがるときのもたつき具合は…???(あれは演出なのか素なのか)

でも、ヘンな?グッズよりはこういうメイキングモノがおまけに付くほうが、ファンとしてははるかに満足度高し…お話自体も、期待していたよりかなり面白そうだし。堺さん、佐藤浩市さんのほか、香川照之さんもまたまたかなり良さげ

さてちょっと前には 水戸藩・戊辰の戦跡をゆく 読了。う~ん、どうも水戸藩以外の部分の記述について、近藤勇が伏見奉行所から討って出ていたり、大坂城"天守閣"が戊辰戦で焼け落ちていたり、江戸開城後水戸に移る慶喜さんを土方が途中まで護衛していたりとかなり「???」な部分が多いのが不安なのだけど…(汗) でも水戸藩関連の部分、特に戊辰戦での諸生党の足跡などを実際に訪ねて調査されている箇所については、まだまだこのころには(昭和61年発行)諸生党についての研究などほとんど進んでいなかっただろうことを思うと頭が下がるばかり…いつか自分でも訪ねてみたいなあ

| | コメント (0)

2007年9月11日 (火)

連日。

日曜は佐藤彦五郎さん忌ということで、今年も日野の大昌寺へ。法要後は、ご子孫の佐藤福子さん、そして"新選組研究家御三家"?の菊地明、伊東成郎、山村竜也の各氏というメンバーでのトークショーを聞きに市民会館へ移動。各氏の佐藤家との関わりやら、新選組にはまったきっかけやら、彦五郎さんはじめ新選組隊士たちについての考察やら、休憩を挟んで2時間半強?の途切れることのないお話でありました

山南さんについてもかなり話題が出ていて、個人的にはなかなかうれしく…
そして佐藤さんからはある"新発見"についても発表があり、土方さんファンの方々はかなり胸を熱くされたのでは(そのうちまた詳しく発表が…あるかも?)

そして夜はいよいよ2夜連続ドラマ、 輪違屋糸里 O.A.。う~ん、美術や衣装などにちゃちなところが無く、八木邸の間取りなどもかなりリアルに作りこんであるし目では楽しめたものの、前編では登城人物がそれぞれいったい何を考えているのかわけがわからず、何がテーマのお話なのかという感じ?

でも今晩の後編は、なかなか引き込まれて楽しめたような。中でも吉栄さん(西原亜希)と平山五郎(山本太郎)がとっても魅力的で良かったなあ(←大河では平山を刺し殺した張本人だったのに(笑)) 全体的に、原作の根底に色濃く流れていた"武士"に対するコンプレックスや、会津に"はめられた"芹澤の悲哀のようなものはセリフで語られるのみで画面からはあまり感じられず、ちょっと暗殺の説得力が無かったような気がするけど、"女目線"のドラマとしては原作よりわかりやすかったのでは…

山南さんについては、原作では道端で「あわあわ」言っていたような記憶しかないし(←うろ覚え~)、もともと期待はしていなかったので、あれだけ出番があれば御の字だろうか(笑)
↑※松平主税助邸のシーンがなぜか間違って記憶に残っていたらしい…

土曜の 天国と地獄 も、期待以上にスピード感や緊迫感があり…でも後半は被害者からまったく話が離れてしまって、いったい誰目線の話なのかわけがわからなくなってしまったような。犯人も最初から登場するので"犯人探し"の話でもなさそうだし…? そしてアメリカでならもしかしたら成立する話なのかもしれないけど、日本で研修医にまでなった人から"貧乏話"やコンプレックスを語られても、あまり説得力ないかも…?(笑)
女性が部屋から出て行くときに、男性全員が立ち上がるなんてことも日本じゃありえない(笑)

と言いつつ、佐藤浩市さんはじめ出演陣のキャラの魅力はさすがで最後まで飽きずに見てしまったけど(←幸せな芹澤とお梅さんの"その後"を照れながら覗き見る、という感じだった…?)

| | コメント (0)

2007年9月 3日 (月)

ふたたびの水戸。

今日(昨日?)の日曜は、以前あさくらゆうさんに教えていただいた講演 徳川斉昭を学ぶ の第2回を聞きに、水戸の茨城県立歴史館

ついでと言ってはなんだけど、前回行き損ねた弘道館へようやく立ち寄り、門の弾痕やら、有名な「尊攘」の掛け軸やら、江戸城明け渡し後水戸に移った徳川慶喜さんが謹慎していた部屋などを見学…(←リアルに厠もついている~) まったく華美なところがなく、ピシッっと建っているところがなんとも言えず良い雰囲気でありました

売店では鈴木茂乃夫さんの 水戸藩・戊辰の戦跡をゆく を購入。芹澤鴨さんから箱館戦争に派兵された藩士のことまで追われていて、さらには諸生党の足取りについてもかなり詳しく書かれているようなので、ちょっとこれから楽しみに…
←※写真は斉昭さん"御手植え"の鈴梅

その後は徳川博物館へ。水戸徳川家に伝わる工芸品などに囲まれて、斉昭さん製作という「電池」(現在のものとはかなり形状が違う)が展示されていたのがなんとも印象的…う~んやっぱりかなり変わったお殿様だなあ(笑)

さていよいよその斉昭さんについての講演へ。いちおう定員200人ということだったけど、ホールには人が溢れかえり、かるく300人は越えていたのでは…

今回は 天保の改革-ブレインたち- というテーマではあったけど、お話の内容はちょっとずれて、天保の改革がどういう思惑の元に行われたのかということをとても簡潔に、ポイントをまとめて教えていただき、1時間半があっという間…斉昭さんが藩士たちに自分の考えを示したという「告志篇」についても、資料だけ読んだのではかなり難解だと思うのだけど、これに対する天狗/諸生・両派の受け取り方の違いなどもわかったし
全7回シリーズなので、今後も体力が許せば聞きに行きたいものだけど…

せっかく出かけていったので、以前購入した「茨城県資料」に納めきれなかったという 江水御規式帳 の別刷り冊子が発行済みなのか伺ってみたところ、しっかり発行されていて一部分けていただき、こちらもうれしい…これは藩士のひとりが仕事の余暇に趣味で?各種資料にあたって天保11年に作成したものらしいのだけど、この資料がすごいのはなんと言っても各藩士の詳しい役職だけでなく、その就任日がかなり正確に記載されているところ(うちの9代目についても「水府系纂」と1日の誤差しかなかった)

さらには江戸詰めだったのか、それとも水戸に居たのかが記号で示され、ほかの「規式帳」は苗字と通称しか書かれていないものが、これはしっかり「名」まで明記されている…う~んかなりなマニアのこだわりを感じるなあ(笑) 各人についての役替えなどの注釈も読み込んでいくと楽しめそう

さらに閲覧室ではあさくらさんにばったり(やっぱり?)遭遇。またまた大変お世話になってしまいましたありがとうございました~(汗)

ここでは 諸生党名簿 なるものを閲覧。でもこれは私も知っている資料ほか複数のソースに書かれている名前を近年まとめ直したもの、という感じだったのでどうなのか…(これだと墓石に刻まれた高祖父の没年月日と、死亡日時に約丸1年の誤差があるのだが~)
※まあ私の持っている某書の"諸生党名簿"でも、高祖父の名前は"明治元年(戊辰)死亡"のグループと"明治2年刑死"のグループ両方に含まれているので、元々すごく混乱があるのだと思うけど…
ただ今回の"新情報"としては、亡くなったときの役職についても書かれてあったことで、これはうれしいのだけど。これの元資料は何なのか…う~んう~んまた一進一退???(泣笑)

| | コメント (2)

2007年9月 1日 (土)

南千住。

今日は前々から気になっていた 彰義隊とあらかわの幕末 展を見に「荒川ふるさと文化館」へ。錦絵やら、隊士の身上書やら、回向院の過去帳やら、村絵図やら詳しい人が見たらそれこそよだれモノかもしれない史料がところ狭しと展示されていたけれども、いまいちこちらの知識が不足しているのがなんとも残念? 彰義隊についての知識と言えば、吉村昭さんの 彰義隊 や司馬遼太郎さんの 花神 で読んだくらいのものだからなあ…昔、縁あって6年間上野山中に通っていたことがあったのだけど、遅くまで残っていると「彰義隊が出るぞ~!!」と脅されたものだった…でも当時はまったく「幕末」に興味がなかったのでなんのことやら(笑) うーむもっと実地に勉強しておけば~っっっ

吉村昭さんの「彰義隊」では、輪王寺宮が上野から落ち延びて近隣の名主の家などに匿われるシーンが印象的だったけど、それが荒川区のこのあたりだったそうで。上野のこんな近くだったのかと認識を新たに…
(さらにこの企画展カタログによると、やはり昔ちょっと縁のあった中野の宝仙寺が、後に上野の彰義隊に合流したという仁義隊の屯所にされていたとのことで…これはまったく初耳でびっくら)

そしてちょうどこの「荒川ふるさと文化館」のあたりから北が千住宿だったらしいので、宿場マニア?の私としてはちょっと期待していたのだけど、それについてはあまり史料なし…これは川向こうの足立区に譲らなければならないようで

その後はすぐ近くにある円通寺へ。ここは彰義隊と新政府軍が上野で対峙した黒門が移築されているところ。行ってみたら駐車場の真ん中あたりにフェンスに囲まれて唐突に立っていて、ちょっと情緒に欠けるような?(笑) その黒門の背後には鬱蒼とした茂みの中に、彰義隊戦死者墓やら大鳥圭介/榎本武揚/荒井郁之助/永井尚志/松平太郎/高松凌雲/天野八郎などなど"旧幕府側"ビッグネームの墓碑や記念碑があまり規則性も無く林立。う~んここまで密度が濃いとちょっと笑ってしまうな

前にここを訪ねた人から"藪蚊に注意!!"と言われていたにもかかわらず、いつもどおりすっかり失念してなんの準備もして行かなかったら、やっぱりお約束どおり集中砲火にあってしまった…(涙) 藪自体はそんなにたいしたものではないのだけど、普段あまり人が入らないせいか?みなさんすっかり飢えているようで…(ほかに崖をよじ登った話も聞いたような気がするのだけど、めっきり平地でそんなものはなかったぞ…??? ←記憶違い?)

そしてひきつづき南千住駅すぐ脇にある小塚原刑場跡地・回向院へ。ここにはいまだに安政の大獄/桜田門外の変/坂下門外の変などに関わって刑死/獄死した人たちの墓石や顕彰碑などが残っているのだけど(ほとんどは改葬済)、ちょっと前の写真と較べるとだいぶ規模が縮小されてしまったような。「戊午の密勅」を運んだ鵜飼父子の墓石に線香を手向けている人がいたけど、関係者だろうか…?

時間切れで千住宿のほうへ足を延ばせなかったのが残念だけど、またこちら方面は次の機会に

| | コメント (2)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »